幼児期から児童期においては、脳・神経系が急激に発達します。脳内ネットワークの形成に敏感なこの時期にしっかりと体を動かし、より多くの刺激を与えることは、認知機能の向上に大きく寄与します。
また、子どもの発育発達において、運動は単に脳を刺激するばかりでなく、感情をコントロールする部分までも活性化することが、近年の脳科学、幼児教育の研究で明らかとなりました。
当園では、様々な感覚を刺激する運動遊びや集団遊び、伝承遊びを盛んに行っています。それらの活動を通して、運動能力の向上はもちろん、集中力、社会性、協調生を育んでいます。さらに、創造力を鍛える自由遊びの時間や、その環境づくりも大切にしています。
子ども達は一人ひとりみんな違って当たり前。そして、どの子にも必ずキラリと輝く得意分野があります。多様性が進む現代社会において、それぞれがやりたいことや、ここでしか体験できないことを思いっきりさせてあげたい。子ども達の無限の可能性を引き出し、子ども達の「いま」を全力で支援すること。それが私たちの役目です。
最後に、当園はこれからも、地域社会の為に、すべての子ども達が「生きる力」を培っていけるよう、その支えとなる『健やかな体』と『豊かな心』の育成に努めてまいります。